仕事をどう探すか創るか
[Goal]
・かものはしが、職業訓練or出稼ぎor農村収入向上だとして、
提供するべき仕事の種類が特定される
・12/17の段階では複数の職業の可能性が上げられ
一部仮説検証しているようなタイミング。このあたりじゃん?とめどが
たっていることが望ましい。
◆◆ 選択される仕事の評価軸はいかのようなもの(仮説)
[『JobMarket』の存在]
・今、大きな産業もしくは、10年間成長し大きくなる産業
・大きな産業は二つに別れ、
企業経営系か、これから企業経営に変わっていく家族経営系産業が
対象となる。これからも家族経営系の産業は対象外。
・個人独立系の職業はあり。
・海外市場を対象にしたJobMarketの可能性
-すでに海外への展開をしているところ:縫製系
-今は展開していないが展開しうるところ:つけもの、絹織物、???
(カンボジアの強みから考えても良い)
*競合が多く、競合と同じ人材を輩出するのであれば
優先度下がる。その市場の競争ルールが異なり、
今までと異なる人材が求められつつあるため、参入の余地あり
みたいなものがよい。
[ターゲットにとっての適切さ]
・学歴が重要視されない、したがっておそらく専門職系がよい
[かものはしの強みを活かせる](優先度低い)
・PC関連
・日本への輸出関連
[収益モデルとのシナジー]
以下のいずれかに適合するとよい。
・自社雇用しカンボジアでのサービス展開
(絹織物をつくらせそれを買い上げるタイプ含む)
・カンボジアで人材紹介/派遣サービス
(可能性低い)
・日本のマーケットへアクセス
◆◆ 作業プロセス
STEP1
職種をばーっとあげる。Yellow Pageや産業マップ、他NGOの職業訓練コースなどのようなものを使ってMECEにする。
おそらく100以上の職種がリスト化されるはず。
STEP2
いくつか有望そうな職種でブレストを実施し、
可能性を検討する。
その中から、評価軸を抽出する
STEP3
その評価軸を使って、職種全てに評価をする。
★〜★★★程度の評価。直感で評価する。厳密さにこだわらない
STEP4
抽出された職種に関して仮説を構築する
・なぜその職種がよいのか
・だめだとしたらなぜか
・学歴/必要なスキルと必要な訓練期間/収益モデルの可能性
など。
STEP5
その職種に詳しい人にヒアリングをする。
「業界の人はあー言っているけど、たぶん他のデータから見ると
こうなるだろうな」っていうのが来たらGood。
STEP6
絞り込む。
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STEP2&4は
例えば、
◎ 教師の可能性はないか?
・就学率から考えると長期的トレンドとしては延び続けるだろう
・農村部にも多いので故郷で家族とともに働くことが可能
・大学卒業にとっては教師の給与は安すぎるが、もと最貧困層としては?
・教師がトラフィックを防ぐ役割を果たすことが出来る
・収益性は低い。自社雇用も派遣も難しいため
・公立の場合、大学卒業や何かの資格が必要な可能性。
・例えば中学校レベルを教えられるようになるためにはやはり高校レベルは
卒業しなければ難しい
◎ 小売販売店員の可能性はないか?
・これから小売は家族経営から企業経営化が進む。特に中流階級向け
・人数的に親戚だけではやっていけない。
・時代が変化しても販売店員は常に必要
・大学卒業レベルだとオーバースペック。販売員として適した能力を持っていて
学歴は低いような人材を安く雇ったほうがよい
・雇用数としてはそれなりに大きいので、そのうちの5-20%が企業経営へと
変化するだけでもそれなりの労働マーケットが誕生する
・レストランを併設するなどの収益性の可能性
・それほど学歴/知識を必要としない。
・ウェイターの職業訓練事業は多い。競合多し
・そんなに企業経営化、外部からの人材登用が進むのか
・自社雇用も派遣も難しいため収益性は低い。
◎ マッサージ師の可能性はないか?
・マッサージは増え続けている
・隣国タイなどを見るともっとポピュラーになる可能性もある
・観光客向けのサービスとしても可能性があり、成長している観光産業との
親和性が高い
・一村に一つマッサージ店があってもよいかもしれない
・マッサージ店を出せば収益性あり
・スタッフが毎日マッサージを受けることで生産性が向上する
・マッサージは本当にメジャーになるのか
・どのくらいの人数を吸収できるのか。マーケットサイズが小さいのでは?
・どのくらいの期間の修行が必要なのか
その他、例えば建設作業員⇒今までは技能が低くても良かったが、
これからはもう少し高い技能を求められる。そして建設はこれからも拡大を
続ける。とか。